干しひじきの鉄分が10分の1に減少。その理由とは? [食品]
2015年12月に改訂となった日本食品標準成分表によると、鉄分が多く含まれると長年言われてきた干しひじきの鉄分が、昔と比較すると1/10にまで減少しているということがわかったそうです。なぜ減少したのか、その理由や、ひじき以外に鉄分の多い食品について調べてみました。
1982年の成分表以来、長い間干しひじきに含まれる鉄分は100g当たり55㎎とされてきました。長年同じ鉄分量だったのに、なぜここにきて減ってしまったのか。
それは昔と変化した製法にあるようです。昔は鉄製の釜で煮沸するのが主流だったそうですが、最近ではステンレス製のものが多く使われるようになったそうです。その結果、55㎎と言われ続けてきた鉄分は、その製法に変わっただけで6.2㎎にまで減少していたというのです。
なお、カルシウムなどのミネラル成分は昔と変わらず豊富に含まれいるそうです。
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鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄という種類が存在するそうです。非ヘム鉄は小松菜などの植物性の食品に含まれている鉄で、ヘム鉄はレバーや煮干しなどの動物性の食品に含まれています。
しかし前者の非ヘム鉄は残念ながら体への吸収率は少なく、逆に動物性のヘム鉄は非ヘム鉄の5倍も体に吸収されやすいそうです。なので、より鉄分を補える動物性のヘム鉄を含む食品についてまとめてみました。
やはり最初に動物性の鉄分と聞いて思いつくのはレバーではないでしょうか。
・あさりの佃煮:18.8㎎ (100gあたり)
・煮干し:18㎎
・干しエビ:15.1㎎
・豚レバー:13㎎
・鶏レバー:9㎎
・削り節の佃煮:8㎎
・レバーペースト:7.7㎎
・ハマグリの佃煮:7.5㎎
・牛みの・牛センマイ:6.8㎎
・ビーフジャーキー:6.4㎎
・鶏の卵黄:6㎎
・ほや:5.7㎎
鉄分の1日あたりの摂取推奨量は、成人男性は10㎎、成人女性は12㎎です。ひじきの鉄分が減少していることがわかった今、上記のような食品やサプリメントなどで摂取するようにすると良さそうです。
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干しひじきの鉄分が大幅に減少した理由とは?
1982年の成分表以来、長い間干しひじきに含まれる鉄分は100g当たり55㎎とされてきました。長年同じ鉄分量だったのに、なぜここにきて減ってしまったのか。
それは昔と変化した製法にあるようです。昔は鉄製の釜で煮沸するのが主流だったそうですが、最近ではステンレス製のものが多く使われるようになったそうです。その結果、55㎎と言われ続けてきた鉄分は、その製法に変わっただけで6.2㎎にまで減少していたというのです。
なお、カルシウムなどのミネラル成分は昔と変わらず豊富に含まれいるそうです。
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他に鉄分が多い食品は?
鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄という種類が存在するそうです。非ヘム鉄は小松菜などの植物性の食品に含まれている鉄で、ヘム鉄はレバーや煮干しなどの動物性の食品に含まれています。
しかし前者の非ヘム鉄は残念ながら体への吸収率は少なく、逆に動物性のヘム鉄は非ヘム鉄の5倍も体に吸収されやすいそうです。なので、より鉄分を補える動物性のヘム鉄を含む食品についてまとめてみました。
ヘム鉄を多く含む食品
やはり最初に動物性の鉄分と聞いて思いつくのはレバーではないでしょうか。
・あさりの佃煮:18.8㎎ (100gあたり)
・煮干し:18㎎
・干しエビ:15.1㎎
・豚レバー:13㎎
・鶏レバー:9㎎
・削り節の佃煮:8㎎
・レバーペースト:7.7㎎
・ハマグリの佃煮:7.5㎎
・牛みの・牛センマイ:6.8㎎
・ビーフジャーキー:6.4㎎
・鶏の卵黄:6㎎
・ほや:5.7㎎
まとめ
鉄分の1日あたりの摂取推奨量は、成人男性は10㎎、成人女性は12㎎です。ひじきの鉄分が減少していることがわかった今、上記のような食品やサプリメントなどで摂取するようにすると良さそうです。
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