SSブログ

肺にキノコが生える!?予防法はあるの?辛い闘病生活とは [健康]


女優の栗原アヤ子さんが、この肺にきのこが生えるという極めて稀な病気にかかり話題となりました。



その病気や辛い治療、そしてどんな人がかかるのか、予防する方法はあるのかについて調べてみました。



肺にキノコが生える病気とは?


栗原さんが患った病は正式には「肺スエヒロタケ感染症」という病名がついており、人に感染するキノコはこのスエヒロタケヒトヨタケ2種類だそうです。とても稀な病気ではありますが、日本でも30例以上の報告があるようです。



普通はキノコが飛ばした胞子を吸い込んでも人の免疫の力で感染を防ぐことができますが、この2種類のキノコの胞子は人の免疫に強いため、特に気管支炎にかかっていたり肺の免疫が下がってしまっている方には感染してしまうことがあるそうです。



そしてそのキノコの菌糸により咳や痰、息切れといった風邪や喘息に似た症状が表われ、しまいには呼吸困難に陥ることもあるそうです。栗原さんもただの風邪だと思いそのまま様子を見ていたら、その半年後に呼吸困難で倒れてしまったんだとか。恐ろしいですね。



咳や痰が続いておかしいと思ったら早めに病院を受診することが大事ですが、残念ながらレントゲンで見ても肺炎と同じように白い影が映るだけなので発見が難しいそうです。だからと言ってそのまま放置すると大変なことになりかねないので、続くようなら根気強く通って発見してもらうしかないですね。


スポンサードリンク





治療法は?


効果的な薬や治療法はなく、対症療法になるそうです。栗原さんの場合は、メスが先に付いたチューブのようなものを口から肺に入れて菌糸を削り、そこに抗生剤を塗るという治療を定期的に行っていたそうです。この治療はとてもひどい激痛を伴うそうで、本当に恐怖だったと話されていました。想像しただけでも本当に恐ろしい。本当に辛い闘病生活をされたのだと思います。



その治療と同時に、普段から7種類もの抗生剤を飲んでいたそうです。それでも取り切れず、今でも薬を飲んでいるんだとか。本当にしつこくて厄介な病気なんですね。



予防する方法はあるのか


キノコが生えているような場所は胞子が飛んでいるため、行かないようにするということが一番の予防法のようですが、残念ながら胞子が飛んでいない安全な場所は日本には存在しないそうです。



風邪同様、マスクは効果があるようなので、気管支炎などを患っている時や喉の調子が悪い時にはなるべくマスクをするようにしましょう。



ちなみにキノコを食べるのは問題ないそうです。



スポンサードリンク



nice!(5)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 5

コメント 1

Hide

これは怖いですね!
冗談も書けません・・・
by Hide (2016-01-26 21:54) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。