方向音痴の人は脳の嗅内皮質に問題あり!?治せるのか!? [生活]
目的地になかなか辿り着けなかったり、角を曲がって方向が変わると途端に目的地がわからなくなったり、東西南北を把握できなかったり、方向音痴の方は何かと苦労することが多いのではないでしょうか。
私も方向音痴のため、初めての場所に行く時は辿り着けるか不安に思うこともありますし、特に困るのは待ち合わせの時で、「北に向かって歩いてきて。」なんて言われると北がわからないのでどっちに行けば良いのかわからず恥ずかしい思いをすることが多々あります(^_^;)
そんな厄介な方向音痴ですが、なんと方向音痴の人とそうではない人では脳に違いがあるようなので改善策も含めて調べてみました。
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方向音痴の人は脳が違う!?嗅内皮質とは!?
人は目的地に辿り着くために、まずは自分が今いる位置を把握する必要があります。その役割を担っているのが場所細胞と呼ばれる細胞で、これは大脳の内側にある嗅内皮質というところに存在するようです。
また、現在地を把握した後には目的地との位置関係を把握してそこまでの道のりを割り出します。この働きをするのは頭部方向細胞という細胞で、同じく嗅内皮質に存在します。
角を曲がって方向が変わっても、ここからシグナルが送られることで常に自分と目的地の位置関係を把握できるのですが、方向音痴の人はこのシグナルがついていかないためわからなくなってしまうんだそうです。
ただ単に頭が悪いというわけではないことがわかって少しホッとしましたが、治す方法はあるのでしょうか。
方向音痴を改善するには?
原因がわかっているなら薬や治療で治せないのかと思ってしまいますが、そうはいかないようです。しかし下記のようなことで改善することはできるようです。
目印を見つける
目立つものを目印にして、またその周りの風景も見て覚えておくようにすると良いようです。ただし、目印は動かないものを選びましょう。
東西南北を意識する
東西南北はどっちか、あの大きな建物はどの方向にあり、今どの方向に向かっているのかを常に意識すると良いようです。
後ろを振り返る
どんな道を歩いてきたのか周りの風景も含めて把握しておきます。
予め地図を見ておく
行く前に地図で目的地とそこまでの道のりを予習しておきましょう。この建物の角を右に曲がるなど、目印と一緒に覚えておきます。
迷ったら黙って引き返す
わからなくなったらあれこれ動くとさらにわからなくなってしまうことがあるので、素直にわかる場所まで来た道を戻りましょう。
それでもダメなら大きい道へ
引き返してもわからない、又はどの道を通って来たかわからず引き返せなくなったらとりあえず大きな人通りの多い道へ行きましょう。
いざという時は便利なアプリを使うのも良いと思いますが、あまり頼らずに自分で考えらながら進むのが大切なんだそうです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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